「女性の独身主義疑問」 見城美枝子さんが講演

高知市と同市教委共催の「憲法記念・第32回平和市民のつどい」が7日夜、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で開かれ、元アナウンサーで 青森大学社会学部教授の見城美枝子さんが「変わりゆく時代の日本」をテーマに、女性問題などを講演した。
 見城さんは、女性を取り巻く環境の変化を取り上げ、「結婚しないで働いてためたお金で優雅に一人の老後を送る。正しい考えとも思うが、(社会を構成しているのは)『人』ということを忘れてはいけない」と指摘。
 4人の子育てをした自身の体験も交え、「(結婚と子育ては)社会のために子どもを送り出すプロセス。女性の権利だけが主張されていないか」と
 投げ掛け、個人の権利・自由と社会のかかわりについて持論を述べた。
 憲法への関心を高めてもらおうと憲法週間(1―7日)に毎年開催。市民ら
 約350人が参加した。

2chでみつけたネタ。
フェミニズム論って結構好きなネタだったりする。
子供を生み育てることは社会に対する義務なんでしょうか?将来税金を払ってくれるから?なんかもっと人生をもっと楽しく考えられないのかねぇ、好きな人がいてその人の間に子供が欲しいという気持ちが芽生えたら生めばいいし、いらねぇと思ったら生まなきゃいいだけの話。義務だからとイヤイヤ生んだら生むほうもイヤだろうし、生み出される子供も可哀想ってもんよ。子供見たらおっ将来の税金(年金)が歩いてるよって風に見るのが知識人としての見方なんですかね?
優雅に独身貴族を楽しんだら社会のためにならんのですかい?働いて稼いだお金を消費に回してんだから社会的な貢献も十分にあると思うし、第一社会のために人が生きてるわけじゃないでしょう?

こんな話に反応したのは(いつもこの手の話は好きなんだけど)昨日、大学時代の後輩と飲んでてこの手の話をふっかけられたのだ、キャリアを積んでいく上で日本はまだまだ男性上位だと。だからけしからん男性の意識改革をせよと。
なるほど就職活動等を見ても男性の方が圧倒的に有利だ。
それは女性の能力が劣るからなのか?いや劣らないだろう、今まで俺が見た感じでは平均的に見て男性より女性の方が頭は良いくらいだ。(現実に大学の卒業式に総代として表彰されていたのは女性だったし、トップ10中8人は女性でした。学部試験なのでコツコツ頑張る女性の方が有利って言うのもあるかもしれないが、優を取るのは結構難しいですよ)
なぜ男性の方が就職に有利かと言うと、日本の会社はまだまだ年功序列型であるからだ、一つの会社に長くい続けることがすなわちキャリアアップへとつながる、このシステムの上では結婚出産により断続的になりがちな女性のキャリアは圧倒的に不利である。
また、男性は逃げ場がないのでつまらん仕事でもやるしかないわけで歯車として使い易いという点もあるだろう。
つまり言いたいのは女性がキャリアアップ出来ないのは、能力的な問題でも、世の男性が女性を虐げてるわけではなく(一部男性の中での負け犬がそういうことしたりする奴がいるかもしれないけど)、雇用形態が硬直しているからだろうということです。
男女共に雇用の流動化が進めば、男女のキャリアは均等に近づくのではないだろうか?と私の脳内ではシミュレーションしてるわけです。
これから確実に雇用は流動化へと進むことが予想されております。解雇ルールに関する条項が改正されて「正当な理由」があれば解雇できるようになったのです。「正当な理由」には会社の業績低迷で社員を抱えることが不可能になったというのはもちろん、個人的な業績低迷も解雇の理由となりうるでしょう。
また、年功序列も会社が年月とともに順調に業務を拡大していけばそれ相応のポストをそれぞれに与えることが出来たでしょうが、どうやらそういった時代ではなくなりそうです。
となると、今まで歯車として頑張っていた男性もアフォ臭くてやってらんなくなって会社を辞める人が多くなるでしょう。そうなったら男女共に一つの会社にだけい続ける人は極めて稀になり、断続的になりがちな女性のキャリアも別段不利ではなくなるのではないでしょうか?
男女均等になれば、女性は働くことによって社会的な接点ももつことが出来てより充実した生活を、男性もセブンイレブン状態(7時から夜の11時までの通勤を含めた拘束時間)から脱却して、人生楽しめるようになるかもしれないですね。